側弯症とは、背骨(脊柱)が左右に湾曲したり、ねじれたりする状態を指します。ダウン症や筋緊張が低いお子さんの場合、背骨を支える筋力が不足することで姿勢が崩れやすく、成長期に側弯が進行することがあります。これは単なる見た目の問題ではなく、呼吸機能や内臓への影響、将来的な痛みにも関わる大切な課題です。
サニーフラワーダンスの「姿勢」へのアプローチ
私たちは、障がい者ダンスを通じて背骨を支える「インナーマッスル(腹筋・背筋)」をバランスよく育むことを重視しています。
- 左右対称の動き: ダンスは右も左も均等に動かします。この反復動作が、左右の筋肉のバランスを整え、背骨を正しい位置に保とうとする力を養います。
- 重心の意識: リズムに合わせて体を上下左右に動かす中で、自分の「体の中心(軸)」を意識させます。軸がしっかりすることで、日常生活でも崩れにくい姿勢が身につき、障がい者ダンスならではの「軸のある表現」が可能になります。
- 抗重力筋の刺激: 重力に負けずに体をスッと伸ばすポーズを繰り返すことで、背骨を守るための筋力を「遊び」の中で自然に強化していきます。