【筋緊張(きんきんちょう)とは】
体を支えたり、動かしたりするために必要な「筋肉の張り」のことです。ダウン症のお子さんの多くは、生まれつきこの筋緊張が低い「低緊張(ていきんちょう)」の状態にあります。
● ダウン症と低緊張
ダウン症のお子さんが「体が柔らかい」と言われるのは、この筋緊張の低さが理由の一つです。筋肉がリラックスしすぎている状態のため、姿勢を保つのに多くのエネルギーを必要としたり、運動の発達がゆっくり進んだりすることが一般的です。
● 年齢とともに育つ筋肉
低緊張は「筋力が弱い」こととは少し違います。適切な運動や遊び、そしてダンスなどを通じて筋肉を刺激することで、筋緊張のベースが底上げされ、体幹がしっかりしてきます。
年齢を重ね、体を動かす経験を積むことで、筋肉は確実に育ちます。焦らず、その子のペースで「楽しく動くこと」を積み重ねることが、一生モノの体づくりに繋がります。