嚥下とは、食べ物や飲み物を正しく飲み込む動作のことです。障がいを持つお子さんにとって、安全に食事を楽しむことはQOLの基本です。しかし、首周りの筋力の弱さや姿勢の不安定さがあると、誤嚥の原因になることがあります。嚥下は、首、肩、胸、そして舌の筋肉が複雑に連携して行われる「全身運動」の一環です。
障がい者ダンスで育む「安全な飲み込み」の土台
私たちは、ダンスが持つ全身への影響力が、嚥下機能の向上にも役立つと考えています。
- 頚部の安定: 障がい者ダンスで首をしっかり支える筋力がつくと、飲み込む瞬間の正しい姿勢が保持できるようになります。
- 呼吸筋の強化: ダンスで心肺機能が高まり、呼吸のコントロールが上手になると、飲み込むタイミング(嚥下反射)もスムーズになります。
- リラックスと柔軟性: 肩周りの緊張をほぐす動きは、喉の動きをスムーズにします。音楽によるリラックス効果が、スムーズな飲み込みを助ける心地よい体調を整えます。