前庭感覚とは、耳の奥で感じる「揺れ、回転、加速」などの感覚で、いわゆるバランス感覚です。この感覚は姿勢の保持だけでなく、情緒の安定にも深く関わっています。前庭感覚への刺激が不足したり過敏だったりすると、落ち着きがなくなったり、逆に極端に怖がったりすることがあります。
障がい者ダンスが生む「心地よい揺れ」と安定
サニーフラワーダンスのレッスンには、前庭感覚を整える要素が凝縮されています。
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回転とバランス: くるりと回るターンや、片足でキープするポーズ。これらが前庭感覚を刺激し、どんな体勢でも自分を保てるバランス能力を育てます。
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上下左右の移動: ジャンプやステップが、脳に心地よい刺激を与えます。この刺激が充足されることで、多動傾向のあるお子さんの「落ち着き」に繋がります。
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情緒の安定: 音楽のリズムに合わせた「規則的な揺れ」は、脳をリラックスさせ、不安を解消します。障がい者ダンスを通じて、心と体の軸を同時に整えていきます。